三條機械製作所からのお知らせ
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事業と技術
鍛造事業
当社の鍛造本部では、自動車のエンジンに使用されるコンロッドをはじめとする精密な部品を大型のハンマーで製造しています。
コンロッドの国内シェアは約1/3。お客様である自動車メーカーより品質優良賞も送られています。
最近では、ガソリン車向けの部品にとどまらず、独自の技術によるEV向けの部品の製造にも着手。
その独自技術はすでに国内外で特許を取得しています。
機械事業
ワインのラベルや化粧品のパッケージなど、緻密で鮮やかなラベルの印刷を得意とするのが当社のラベル印刷機。
その精度は世界からも評価され、国内ナンバーワンのシェアを誇ります。
実はラベル印刷機は、設立間もないころから手掛けてきたタバコフィルター製造機に用いられる、紙を送る独自の技術を応用して生まれた機械。
そのように今ある技術力を応用し、次の技術を生み出していくのが当社の機械事業です。
特に、紙やフィルムといった柔らかい素材を扱う機械づくりを得意とし、フルオーダーメイドの機械づくりも行っています。
システムプラント事業
街にはたくさんの工場がありますが、その中で使われている生産ラインを作るのが、システムプラント事業です。
当社のお客様は、自動車業界からサニタリー業界まで多岐に渡り、各社の製品や工場に合ったオーダーメイドの設備を提供し、これからのモノづくりに不可欠な生産の自動化や省力化を実現しています。
私たちはお客様にとって最適な設備を生み出すために、丁寧にヒアリングを行い、完成品の据付はもちろん、アフターメンテナンスまでお客様に寄り添って長いお付き合いをさせていただきます。
ロータリーダイ事業
まるでお菓子作りのめん棒のようなこの部品、実はこれも金型の一種です。
よく見ると表面に様々な形が掘られていますが、これは刃物になっていて、紙やビニールなど薄い素材を均等にカットするのに用いのられます。
皆さんの身近にある、湿布薬やカイロ、カレーのパックなどもこの部品を使ってカットされています。形は単純に見えますが、刃の部分は人の手によって仕上げられる超精密部品。
当社の印刷機にも取り付けられ、印刷されたラベルシールを、様々な形にカットできます。
世界に評価される技術力
私たちは創業以来一貫して「超精密」「高精度」を追求することを開発ポリシーとして、様々な製品分野に進出してきました。印刷機、産業用機械を主とした機械製品事業、紙などやわらかい素材を複雑な型に抜く型を設計・製作するロータリーダイ事業、自動車エンジン部品など鍛造製品を生産する鍛造事業、様々な工場内で使用される搬送装置を製造から設置工事まで行うシステムプラント事業。これら多種多様な各事業において世界のトップレベルと認められた超精密加工技術を活かした製品開発を行っております。